2000年創業。和宏グループの板金部門として、受配電盤・制御盤・キュービクルの筐体を専門に手がけています。薄板の小物から3m級の大型筐体まで、レーザーと溶接の技術で「わがままに応える板金屋」をめざしています。
どんなものをつくっていますか?

電気を安全に送り、制御するための「入れ物」をつくっています。工場やビル、データセンターで使われる受配電盤・制御盤・キュービクルの筐体・製缶が主力です。ファイバーレーザーやタレットパンチプレス、ベンダー、各種溶接機を自社に揃え、薄板の小物から3m級の大型筐体、22mm厚の鉄まで対応します。親会社の和宏電機工業と連携し、配線・通電試験を済ませた完成品での納品まで手がけています。
会社を一言で表すと?

一言で表すと「わがままに応える板金屋」です。図面がなくても、手書きのスケッチや写真、口頭の相談からでも形にします。試作1点から量産まで、規模も問いません。だからこそ、他所で断られた変わった形状や、急ぎの一品物が私たちのところに集まってきます。「こんなの作れる?」の一言から始まる仕事が、いちばん腕が鳴る。大手メーカーや盤メーカーと20年以上お付き合いいただいてきた技術を、無理難題ほど楽しんで受け止める会社です。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

私たちの強みは「盤の筐体をまるごと引き受ける一貫力」です。レーザー切断・パンチ加工・曲げ・溶接まで自社工場で完結し、薄板から22mm厚の鉄、3m級の大型自立盤まで一つの現場で仕上げます。さらに親会社の和宏電機工業と組めば、配線・通電試験を終えた完成品での納品まで可能です。「板金は別、配線は別」の段取りから、お客様を解放する。この川上から川下までを一本でつなぐ総合力こそ、未来に響かせたい私たちの技術です。

参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?
「電気の裏側には、こんな職人技があったのか」という驚きの波紋を広げたいです。スイッチひとつで動く工場やビル。その電気を支える「盤」という金属の箱が、レーザーの火花と職人の手でどう生まれるのかを間近で体感してもらいます。ふだん目に触れない縁の下の仕事。それを知ったとき、見慣れた街の景色が少し違って見えてくる。帰り道、電柱の上のキュービクルに思わず目が留まる。そんな余韻がずっと響き続ける体験を届けます。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること

「盤屋の仕事のカッコよさ」を次世代に伝えることに挑戦しています。板金や溶接は、AIやロボットの時代でも人の手が要る、確かな価値のある仕事です。工場見学を通じて、若い世代や地域の方に「ものづくりの現場は面白い」と感じてもらい、担い手を育てたい。同時に、和宏グループの連携力を活かし、地域の町工場や異業種とつながりながら、一社では届かない大きな仕事を生み出すハブになる。この二つで、技術を未来へ波及させます。