1950年創業。超硬合金鍛造金型のパイオニアとして、自動車や建設分野を支える精密鍛造金型を製作。70年以上培った技術を強みに、2025年大阪・関西万博へ出展し、日本のものづくりの魅力と未来を世界へ発信しました。
どんなものをつくっていますか?

ハイテン工業は、自動車・航空機・建設分野などで使用される精密冷間・熱間鍛造金型を設計・製作しています。超硬合金鍛造金型のパイオニアとして培った技術を活かし、高精度・長寿命な金型の提供に加え、修理・改良による寿命向上にも取り組んでいます。さらに、チタン合金やニッケル基超合金などの難加工材に対応する独自の断熱金型技術を産学官連携で開発し、省エネルギー化や高精度化を実現。常に新しい技術へ挑戦し、未来のものづくりを支えています。
会社を一言で表すと?

「工場の心臓部で、世界を動かす。」私たちがつくる金型は完成品として表に出ることはありませんが、自動車や航空機、産業機械など世界中のものづくりを支える重要な存在です。創業以来、「他社がやらないこと、できないこと」に挑戦し続け、超硬合金鍛造金型やNi基超々合金、断熱金型などの独自技術を開発。さらに、職人による鏡面仕上げなど熟練の技と最先端技術を融合し、お客様の期待を超えるものづくりで未来の製造業を支えています。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

私たちが誇るのは、70年以上培ってきた超硬合金加工技術と、挑戦し続けるものづくりの精神です。精密金型設計とミクロン単位の加工技術、大学や研究機関との共同研究により、特許技術「断熱金型」を開発。難加工材の鍛造や環境負荷の低減、高効率生産を実現しています。その技術から生まれたお香立て「KON-KOU」は、工業技術の新たな可能性を広げる製品です。職人技と最先端技術を融合し、未来のものづくりに挑戦しています。
参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?

「金型メーカーが、こんな美しいお香立てをつくるの?」という驚きから、日本のものづくりや町工場の技術に興味を持っていただければ嬉しいです。お香立て「KON-KOU」は、長年培った超精密加工技術と職人のこだわりから生まれました。普段は目にすることの少ない金型ですが、その技術はEVや航空機、医療分野など最先端産業を支えています。暮らしに寄り添うプロダクトを通して、世界に誇れる日本のものづくりの魅力と可能性を感じていただきたいと思っています。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること

私たちは、鍛造用金型づくりで培った技術を次世代へつなぐため、断熱金型による革新的な熱間鍛造技術の開発に挑戦しています。2025年の大阪・関西万博では、この技術から生まれたチタン製包丁や薄肉中空品を展示し、大きな反響をいただくとともに、航空機部品などを手がける企業からも新たな問い合わせをいただきました。また、精密加工技術を暮らしに届けるお香立て「KON-KOU」の展開も進め、町工場の技術と想いを未来へ、そして世界へ波及させていきます。