1949年の創業から、当社は「粘着テープ一筋」。総合粘着テープメーカーとして、世の中のあらゆる「くっつけたい」をかなえるために、日夜奮闘しています。
どんなものをつくっていますか?

皆さまが段ボールにお貼りいただいているテープは、もしかすると当社製品かもしれません!当社は「クラフトテープ」の量産に、日本ではじめて成功した企業です。今では、梱包用テープをはじめ、建築現場でお使いになる養生テープや各種両面テープ、アスファルトに貼るラインテープに至るまで、様々な粘着テープを製造しています。その他にも、かぼちゃに直接貼る日焼け防止テープや、特定の素材にしか貼り付かない特注品など、新しいものづくりに果敢に挑戦しています。
会社を一言で表すと?

当社社長は、大の「おもしろいもの好き」。
興味深くておもしろい製品や、人の目が連続で印刷された「見てるぞテープ」のように、世の中がわっと驚くような製品作りを目指しています。こうした「おもしろい製品」を世に出すことは、お客様に喜んでいただくのはもちろん、作り手の私たちも嬉しくなります。当社はそういったモノづくりを大事にしています。もちろん利益とのバランスも大切ですが、「この世になかったもの」を作り出すことで、社会貢献ができれば感無量です。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

私たちの強みは、テープの切断工程にあります。切った断面(切断面)をきれいな状態に仕上げるには、カッターの角度が重要な要素となります。使用するカッターは既製のものをそのまま使うのではなく、切断するテープの種類や特性に合わせて、角度を細かく調整しています。テープの状態を見極め、最適な角度に仕上げる職人の技術が、安定した切断品質を支えているのです。この職人の技術を未来へ響かせ、これからも高品質なテープをお客様の元へ届けたいと考えています。
参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?

「テープって実はすごい!」と、1人でも多くの方に知っていただけると嬉しいです。テープは、ものを「くっつける」だけでなく、必要なときにはきれいに「はがれる」という、相反する性質が求められています。その両立を実現するために、わずか0.1mmほどの厚みの中に、それぞれ異なる役割を持つ層が何層にも重ねられています。実はテープは、化学の力とものづくりの技術が詰まった結晶なんです。工場見学を通じて、普段何気なく使っているテープの裏側にある工夫や技術を知っていただきたいと思っています。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること

当社は、まずは近隣にお住まいの方々に「知ってもらう」ことがものづくり波及の第一歩と考えています。工場のある三重県名張市で、オープンファクトリーを継続して開催することで、ものづくりの技術や魅力を発信するとともに、「地元にこんな良い企業があるなら、ここで働きたい!」と思ってもらえれば、自ずとものづくりの継承がなされていくと思うからです。
併せて、オープンファクトリーで、来場者の「すごい!」という反応が、当社従業員の励みとなり、より一層誇りをもって仕事に取り組める相乗効果も期待しています。