大阪・門真で1966年創業。木組み・張り・仕上げまで一貫生産で、長く使える椅子とソファを誠実につくり続ける日本製椅子に特化した工場です。
どんなものをつくっていますか?

ドイツ製のマシニングセンターや国産のNCルーターなどの工作機械を駆使し、人の目と手で丁寧に加工することで、機械と手仕事が融合した木製椅子やソファを製作しています。人件費の安い海外製品が多い中、メイドイン大阪・門真での一貫生産と価格以外の付加価値で勝負しています。
会社を一言で表すと?

「器用貧乏」です。海外製品の流入により、椅子はこの国では安く買われることが多く、営業部門も弱いのが現状です。しかし、限られた予算と条件の中で、さまざまな椅子やソファを作っています。スタッフはものづくりや椅子づくりを愛しており、彼らが作る素晴らしい椅子が、次のリピート注文につながっています。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

木を“構造”として扱う精密な木組み、用途に合わせて座り心地を設計できる張り加工、そして設計〜木工〜張り〜仕上げまで一貫生産できる総合力。さらに修理・張替で寿命を伸ばし、長く使える椅子を支える再現性。この“見えない部分までつくり込む技術”こそ、未来に誇れるものづくりの強みです。
参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?

木を選び、削り、組み、張り、仕上げる 一つひとつの工程に宿る繊細な技術を、参加者にじっくり“見て”感じてもらう。椅子やソファが形になるまでの過程を目の前で見ることで、ものづくりの奥深さや温かさが静かに心に残り、帰宅後も『良い椅子ってこうして生まれるんだ』という余韻が続くような視覚体験を届けたい。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること

日本製のものづくりを未来へつなぐために、私たちは“当たり前を丁寧に続けること”に挑戦しています。派手な取り組みはなくても、木材選びから木組み、張り、仕上げまで一つひとつの工程を誠実に積み重ね、長く使える家具をつくり続ける。その姿勢こそが日本製の価値を守り、次の世代へ静かに波及していくと信じています。日々の品質向上と技術継承に真摯に向き合うことが、未来への挑戦です。