1958年創業。アルミそのものを染める「アルマイト」技術で、化粧品や文具などに多彩な色と表情を生み出します。「感謝で磨く、みんなで輝く。」を大切に、お客様や地域、仲間と共に新しいものづくりに挑戦し続けています。
どんなものをつくっていますか?
アルミ製品の表面を美しく彩る「アルマイト(陽極酸化処理)」を手がけています。かつては化粧品や医薬品のアルミキャップが主力で、大手医薬品メーカーのギネス記録商品にも採用されました。現在はボールペンなどの文房具、バイクや自転車のパーツ、高級ホビーパーツまで幅広く展開。スプラッシュアルマイトやグラデーションアルマイトなど独自のデザイン加工で、一点物から日産12万個の量産まで対応しています。
会社を一言で表すと?
「感謝で磨く、みんなで輝く。」—これが私たちのブランドステートメントであり、電研そのものです。ユーザーの気づきを超えるほどのマニアックなこだわりを楽しみ、難しい仕事ほど心を躍らせる「大好き」が集まった会社。その「大好き」ができることへの感謝で製品を磨き、想いを皆様へ届けています。すべての人に電研のアルマイトを届けるという夢に向かって、私たちは諦めの悪いチャレンジャーであり続けます。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

アルミそのものを染め上げる「美観に特化したアルマイト技術」です。2005年には有害な六価クロムを使わないクロムフリー電解研磨を国内で初めて実現。処理が困難とされてきたジュラルミンへのアルマイトや、色の濃淡まで表現できる高詳細ダブルアルマイトなど、職人の経験と探究心が生んだ独自技術で、色ムラを極限まで抑えた豊富なカラーバリエーションを実現しています。1958年から磨き続けたこの染色技術を未来へ響かせます。
参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?
シルバーに輝くアルミが、目の前で鮮やかな色に染まっていく。その瞬間の「えっ、金属が染まるの!?」という驚きの波紋を広げたいです。塗るのでも貼るのでもなく、金属そのものが色をまとう不思議。工場見学では、いつも手にしている化粧品のキャップやボールペンの色が、まちこうばの職人技から生まれていることを体感していただきます。帰り道、身の回りの金属の色がぜんぶ気になってしまう。そんな余韻をお届けします。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること
環境と人にやさしいものづくりへの挑戦です。国内初のクロムフリー電解研磨をはじめ、有害物質に頼らない表面処理技術を磨き続けるとともに、自然由来の染料だけ使用する草木染めなど新しい価値の開発にも取り組んでいます。さらに、化粧品キャップで培った美粧技術をホビーや文房具などの新分野へ波及させ、InstagramやFactorISMを通じて「アルミを染める」楽しさを次世代へ発信。アルマイトの可能性をもっと多くの人に響かせていきます。