1946年創業。小幅木綿の織布を手がけ、和晒や手ぬぐいへとつながるものづくりを支えています。受け継がれてきた技術を大切にしながら、その価値を未来へつないでいます。
どんなものをつくっていますか?

小幅木綿を専用の織機で生産し、自社内で品質を管理したうえで、全国の取引先へ出荷しています。かつて培った晒や注染の知識も活かし、手ぬぐいを中心に、加工や製品づくりに携わる企業へ安定的にお届けしています。
会社を一言で表すと?

機械の音が響く工場には、手を動かすことを楽しむ人々の静かな熱気が宿っています。道具や素材と丁寧に向き合い、少しの工夫やひらめきを重ねながら、今日も変わらず続く仕事です。好きなものに囲まれた、穏やかで芯のある場所です。
あなたのこうばが誇る、未来に響かせたい「ものづくりの強み(技術・職人技)」は何ですか?

私たちの強みは、小巾木綿をシャトル織機で丁寧に織り上げる技術と、長年培ってきた晒・注染の知識や経験です。水害を機に事業を転換し、現在は小巾木綿の製織を主軸に、風合いや品質にこだわった生地づくりを行っています。織りだけでなく、その先の加工まで理解しているからこそ、用途に応じた品質を追求できることが私たちの強みです。伝統の知恵を受け継ぎながら、時代に合わせたものづくりを未来へつないでいきます。
参加者の心にどんな「波紋(驚きや感動)」を広げたいですか?

普段何気なく使われている手ぬぐいや和晒が、多くの職人の技術と積み重ねによって生まれていることを感じていただきたいです。シャトル織機が織り上げる小巾木綿の風合いや、和晒ならではの柔らかな肌触りに触れ、ものづくりの奥深さや魅力を体感していただければ嬉しく思います。この体験が、手ぬぐいや和晒の価値を見つめ直し、未来へ受け継いでいくきっかけになれば幸いです。
技術や想いを未来へ“波及”させるために、いま挑戦していること

私たちは、織布・和晒・手ぬぐいをそれぞれ別のものではなく、一つのものづくりとして伝えていきたいと考えています。製品だけでは見えない素材や工程、受け継がれてきた技術や文化を一体として発信することで、その価値をより深く知っていただける機会を増やしていきたいと思っています。この取り組みを通じて、織布から和晒、そして手ぬぐいへとつながるものづくりの魅力を未来へ受け継いでいくことを目指しています。